コールドケース ピアノ
「コールドケース」 ~ピアノ~ 
※ これはDVDレンタルものではありません。わたしが録画したものを保存するために作ったケースです。

やっとイベントの映像プレゼン、作り終わりました
 2月11日(月・祝日)はわたしが関わっているNPO法人の設立5周年記念イベント。映像作家の今村彩子さん(聴覚障害者)をお招きして、聴覚障害者が映像で発信することの意義を考えあいます。聴こえる方にとっても意味のあるテーマだと思います。
 その時に、大阪の聴覚障害者が作った映像作品も上映するのですが、そのうちの1本がわたし。『手をつなぐ すばらしき仲間たち』というタイトルです。やっと本日、作り終わりました。全部、PowerPoint2013で作りました。数回チェックしてwmvファイル形式で保存。それをDVDに焼いて完成です。wmvファイルにする作業が1時間30分。動画がたくさん入っているのでこのくらいかかります。
 そんなにたいしたものではないですが、今年はPowerPoint2013で手話表現のプレゼンを作ってそれをYoutubeチャンネルにアップしたいと思っているので試作のような気持ちで作りました。

障害者のドラマ 日本と海外の差
 映画やテレビで障害者が何らかの形で出てくるものもありますね。見るに値するものはほとんどが海外のものです。障害者の描き方がぜんぜん違います。
 言い切ってしまうと、日本のは「障害者」=いい人たち、がんばる人たちという描き方。ストーリーもあたりさわりのないものばかりです。ステレオタイプで息がつまります。海外のはいろんな障害者像があって楽しめます。欧米だけではありません。アジアのもおもしろいですよ。香港やタイのものにもおもしろいのがあります。う~ん、日本はおもしろくないというより問題意識を感じます。マスコミが「障害者はこうあるべし」というものを作っているんでしょうか。とにかくつまらないんですよね。

アメリカの刑事ドラマ 「コールドケース」
 ここで紹介するのはアメリカの「コールドケース」という刑事ドラマ。2003年から2010年まで放送されていました。わたし、これ、AXNという海外ドラマチャンネルでときどき見ています。
 ご存知の方も多いと思いますが、アメリカの州の中には時効がないものもありますよね。この「コールドケース」というドラマは、時効が成立してしまった未解決事件でも、新たな証人や証拠が見つかって再捜査が始まり、事件解決に至るという作りです。ですから、何十年も前の事件ということもあります。何十年も前というと人種差別や同性愛者差別などいろんな差別があった時代ですから、それに基づいた事件というのが多く、ちょっと暗い気分になっちゃいます。まあ、その辺は承知の上で見ています。

「コールドケース」 ~ピアノ~
 この「コールドケース」のシーズン5の中に「ピアノ」というのがあります。かんたんなあらすじは…。アメリカの聾学校のある聾学生が聴こえる女性に恋をし、音のある世界にあこがれる。ピアノのレッスンに励む。そして人工内耳の手術を…。その彼が殺害される。犯人は誰なのか…。
 こういうストーリーですが、おもしろいだけでなく考えさせられる内容です。やっぱり、アメリカの場合は、考えや立場が対立している事柄をとりあげてドラマにするのがうまいんですね。事なかれ主義の日本ではこんなドラマは作れないと思います。
 障害者問題に関心のある方はぜひ見てください。残念ながら、この「コールドケース」、DVDが出てないみたいです。出だしの音楽がすばらしすぎて、著作権にひっかかってDVDが作れないんだとか。わたしはBlu-Rayに録画しましたが、もちろん複製はできません。でも、AXNで再放送されると思います。一挙放送を何度かしています。わたしもそれで見ました。スカパー!やケーブルTVに加入してAXNのサイトで調べたらいいと思います。それで再放送日がわかったら録画されたらいいでしょう。