スペイン
スペイン、いよいよ…
 まだ時間がある、あると思っているうちにスペイン行が目の前に…。もう頭の中はこのことばっかりでブログの更新がぜんぜんできなくて…。それと、立ち上げた教育Webサイトの更新もする余裕がありません。スペインから帰ってきてからがんばります。
 Microsoft世界大会の用意は一通り終えています。後は、データを2台のPCに入れて、その他の機器のチェック、あとは頭の中の整理です。これに今度の土日を使って、月曜日に出発です。

PowerPointをポスター作りに使う
 会場では、自分のエリアをもらってポスターやPCで自分の取り組みをプレゼンできます。ポスターはプレゼンのPowerPointをもとに作りました。PowerPointはちょっとした時間ですぐにプレゼンデータをチラシやポスターに作り替えられるので便利です。プレゼンデータさえしっかり作りこめば、あとはほぼ単純作業でした。けっこう知らない人が多いのですが、PowerPointはチラシやポスター作りに使えます。ワードとは比べものにならないですね。

このポスターも持っていきます
 今回アップした画像は、サブ的なポスターです。Diversity is fun!=「ちがうことこそ、ばんざい!」。教育Webサイトにも使っている言葉です。わたしの好きな言葉なんですが、最初は、わたし、Difference is great!って英訳しました。Diversity is fun!は、お世話になっている関西学院大学のオストハイダ先生(ドイツ)のアドバイスです。
 オストハイダ先生は言語を研究されているのですが、次のように言われました。……個人的には、「違い」より「多様性」が好きです。なぜかというと、日本で行われている「異文化理解教育」の多くにおいて、「日本文化=正常・中心、他の文化=違う・異なる」という前提が強い気がします。私は「異文化理解」より「多文化理解」という言い方の方が好きです。後者の方が文化をより平等に扱っている感じがします。また、英語の differenceはかなり強いです。「共通点がない」ような雰囲気です… 英語圏では、この文脈では、よく diversity を使います。あくまでも個人的な意見ですが…。

 …この意見に共感したのでDiversity is fun!を選びました。それにしても、わたしの英語力、貧弱ですね。このポスターもスペインの会場で飾ります。いろんな国の人々、そして、聴こえない・聴こえる、Diversity is fun! 「ちがうことこそ、ばんざい!」をアピールします。あっ、上の方のピンクのDのマークはわたしたちが作ったマスコットマークで、D=Deaf(ろう者)+手話です。久しぶりに復活させました。