イベント2

やっぱり、映像による発信は楽しい!
 聴覚障害者ひとりひとりが自由に自分の想いや取り組みを発信するって、とてもいいですね。もう、団体や組織にしばられて窮屈に生きる時代は終わりです。いろんな人たちにいろんなことを発信していきたいものです。こういうのは聴者(聴こえる人たち)ならあたりまえのことです。なぜ、こういうあたりまえのことが聴覚障害者の場合、遅れたのでしょうか。
  わたしは、技術的なことではなく、意識の問題だと思います。みんなで共同して権利拡大や生活向上の運動をすることは大事です。でも、その共同をどんな場面にも求めるととても窮屈です。「共同」と「拘束」は紙一重というと言いすぎでしょうか。ときには共同して、ときには個人主義で、ということでいいですよね。
 発信手段は、やはり映像がいいですね。とくに、手話がからんだ場合は…。今は、自分の作ったものを発信する方法が広がってきました。これを利用しない手はありません。具体的にいえば、Youtubeを利用するのが一番です。世界中の人が見てくれます(その前に、知ってもらうこと自体が大切ですが…)。

イベントに参加していっしょに考えてみませんか?
 わたしが関わっているNPO法人デフサポートおおさかは法人化して5年になります。これを記念して2月に2つのイベントを開催します。2月11日は映像作家の今村彩子さん、2月17日は日本ろう者劇団の砂田アトムさんをお招きします。今村さんは東北の震災で被災した聴覚障害者の声を届ける取り組みもされています。

 今村彩子さんを招いてのイベントは、「聴覚障害者が発信 ~映像表現を通して考える~」です。ただの講演会スタイルではありません。第2部では、2名の聴覚障害者の映像作品も上映して考えあいます。
 実は…うち一人がわたしです。冬休みにたいした準備ができなかったので他の人に代わってもらおうかとも思ったんですが、発奮して今、制作をすすめています。ほんの5~10分くらいのものですが…。
 
 イベントの定員、まだ大丈夫です。このブログを読んでいただいている皆さま、イベントに参加しませんか?

 イベントのお申し込みは、NPO法人デフサポートおおさか 事務局までお願いします。
 TEL 06-4302-5810  FAX 06-4302-5811  Eメール 
deafnet@mtb.biglobe.ne.jp