クロマキー合成

多くのアクセス、ありがとうございます
 2月に入りました。インフルエンザ、大流行のようです。こんな時は、わたしは「家の中に閉じこもりモード」になります。このブログ、1月のアクセス数、989でした。昨日、2月1日のアクセス数が65でびっくりしました。
 前回のブログについて、高校の先生から質問をいただきましたのでお答えします。質問内容を、承諾いただいた上でここで紹介します。「PowerPoint2013のプレゼンで、パソコンのデスクトップ画面にいきなり先生が出てきて自分でクリックマークを取り出してクリックするのを見て、びっくりしました。すごいです。PowerPoint2013のどの機能を使えばできるのですか?」という質問です。

 お答えします。PowerPoint2013の全機能を知っているわけではありませんが、PowerPoint2013ではできないと思います。どうやったかと言いますと、ビデオ編集ソフトVideoStudioを使用したのです。
手順は、
① Windowsのデスクトップ画面をスクリーンショットしてJPEGファイルとして保存
② それをVideoStudioの背景として挿入
③ 青い布をバックにして、自分のあのような動きをビデオ撮影
④ それを編集したものを②の背景に挿入。VideoStudioではこれを「クロマキー合成」と言っています。
⑤ これをwmvファイルで保存。
⑥ このwmvファイルをPowerPoint2013にビデオ挿入
 つまり…、あの最初の画面は全部がビデオであるわけです。
 

VideoStudio、ぜひ使ってみてください
 ビデオ編集はWindowsやPowerPointについている機能を使っても簡単なものができます。MacならiMovieでしょうか。全部ためしてみましたが、しょせん付録みたいなものなのでたいしたものは作れません。やっぱりVideoStudioが一番です。やはりそれ専用のソフトですから使い勝手が全然違います。初心者の方は上の画像を見るとややこしそうに思われるかもしれませんが、すぐに感覚的にわかります。まずは、ビデオの取り込み(キャプチャー)をやってみてください。
 あ、クロマキー合成、実はわたしも今までにやろうとは思わなかったんで、今回が初めてです。ホントに簡単、一発できれいに背景が切り抜けました。注意するのは、バックを青か緑にすることです。マニュアルによると、「人間の身体や髪の毛、肌、目、唇などに緑や青色がないので、この色を抜いても合成に影響しないからです」とのこと。なるほどです。青い大きな布がない場合はブルーシートが使えます。


子どもたちと楽しくコミュニケーション!
 この部分だけ、子どもたちに見せてあげました。最初は「ただの青い画面やん」。しばらくすると「わわっ!」。そして大笑い。大阪人なら、ここでおもしろいことを言わなくちゃ、です。わたしが子どもたちに言ったことばは「パソコンが壊れてしもたんや。で、パソコンの中に入って修理したんや。先生はパソコンの中に入る方法、知っとるんやで…」。子どもたち、「アホな! そんなことできるわけないやん!」。「いや~、それができるんや。方法を見つけたんや」。
 楽しいやりとりです。ICTはこのように楽しいコミュニケーションをつくるのにも活用できるんですよね。もっと腕をみがいて、今度こそ、「だませる」映像をつくります。「マニアックすぎる!」って言わないでくださいね。