■ iPadの教育活用、一番の問題は実はコレかも…
iPadの教育活用って、いろんな面から考えたいですが、まだまだ「これがもっとちゃんとできれば…」ってこと多いですね。わたし的に思うのが、ケーブルなしでプロジェクターや大画面TVにプレゼンしたいということ。ケーブルがある、なしでは全然違います。犬に例えると、ケーブルは首輪です。首輪がなく自由に動ける状態がケーブルなしということになりますね。やっぱり、教師は立って動きまわらなければなりません。iPadを持ちながら、教室の中を動き回りたいですね。普通の小学校ならもっと動きまわらなければなりませんね。こういう時、やっぱり、ケーブルがネックになります。一番確実な方法ではあるんですが…。でも、やっぱり子どものところに近づいて、iPadに「何かをさせて」、それがプロジェクターに映って、みんなが注目っていういう授業スタイルを作りたいです。
■ AppleTV、わたしはNGです
わたしの学校にもiPadが入ったので、春休みに説明会がありました。ITに詳しい方が来られたんですが、その時にAppleTVがよく切れてしまいました。その方も、「あれ、おかしいな」という感じ。かなり時間をロスしました。実は、わたし、昨年の春にすでに個人でAppleTVを買ってて、授業で使ったんですが、Keynoteでのプレゼンがよくフリーズしました。iPadでは動いているのにTVは止まってるんですね。30秒遅れてやっと次のプレゼンが出ました。これ、ダメですね。授業の際のICTの利用で一番やってはならないのが、「モタモタ」です。子どもが集中しだした時に、機器の不具合で「ちょっと待ってね」。かっこ悪いですね。AppleTVは改良が施されたと聞いたんですが、相変わらずでした。説明に来られた方が、「iPadで動いているアプリを停止させてiPadの負担を軽くするのも一つの方法」と言われていましたが、そんなことやってたら使い物にならないです。
■ これが今のところ一番ベターみたいです
Twitterで見つけました。Reflectorというソフト。PC画面にiPadやiPhoneの画面をとばせるソフトです。つまり、PC画面がそのままiPad画面になります。無線が要りますが…。それをプロジェクターや大画面TVにケーブルで送ればOKです。結局はここでケーブルが要るんですが、iPadを持つ人は自由に動きまわれます。MacのKeynoteでプレゼンしてて、「ここでちょっとiPadを使ってみますね」って使い方ができます。または、PCがAppleTVの代替と思えばいいわけで…。
■ ちょっと購入しにくいのが難
このReflector、残念ですが、Appstoreとかで買うことができません。アメリカのソフトなんで、購入方法はクレジットカードかPayPalです。わたし、どうしても欲しかったんで、PayPalのアカウント登録をして購入しました。値段は13ドルほど。手数料を入れて1350円ほどでした。高くはないんですが、う~ん、この方法だと公的な購入はできないですね。
Youtube、見てください。まあ、ストレスがない動きです。iBookstoreで公開予定の算数問題集のサンプルを出してみました。あ、このReflector、わたしはMacに入れましたが、Windows用もあります。
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