2013  中之島022013  中之島03
連休、いかがお過ごしですか?
 連休も残すところあと2日。西日本はまあお天気に恵まれて…。わたしは昨日、今日と中之島まつりでした。わたしがこのまつりに参加し始めたのは27歳の時。若いころは、「時間よ、とまれ!」ってほど楽しかったですね。それがこの齢になると、早く終わってくれないかな~って…。「おじいさん、おばあさんたち、元気だな~」って。
 でも、よく考えてみると、齢をとってもこのようにつながれるのがろう者の世界なんですね。聴こえる場合は、つながるための「接点」をさがすのに苦労しますよね。同じ趣味を持つ人をさがしたり、なんらかの「場」をさがしたり…。こういうことを考えると、ろう者の世界ってすごいなと思います。

自転車、すごくいい!
 上の写真、中之島まつりのいろんな場所で撮った写真をくっつけたものです。左上の「手話楽々」ののぼりはわたしが関わっているNPO法人のものです。右上ののぼりは憲法を守る団体のもの。真ん中の「一遊入魂」は今年の中之島まつりのフレーズ。入口ゲートの絵に注目。車いすの人のイラストです。このまつり、障害者団体主催の障害者関係のイベントではありません。市民まつりです。市民まつりで障害者のイラストを入れる感覚、わたしはとっても好きです。
 一番見ていただきたいのが、下の車いす自転車。こんなすてきな自転車を見たのは生まれて初めてです。おじいさんがこいでいました。ご夫婦の方でしょうか。すごいな~と思いました。
 あまりにすてきだったので、写真を撮っていいか?というポーズをしたら、笑顔でにこっ。たぶん、おじいさんの手作りというか、特注品なんでしょうね。この自転車、注目する人はそんなに多くはなかったんですが、わたしは思わず追いかけてしまいました。

いろんな団体、いろんな人たちがいる中之島まつり
 このまつり、何年たっても楽しいですね。スリランカ、トルコ、インド、韓国…いろんな外国人の食べものの屋台があります。いろんな障害者・市民団体のテントがあります。なかには、脳死をめぐって「脳死は人間の死ではありません。ノンドナーカードを!」というテントもあれば、ちょっと離れたところに「臓器移植にご協力を。免許証のウラに臓器提供の意思表示を書いてください」という呼びかけをする団体も…。どちらが是というのはわたしは問題にはしません。それぞれの立場で信念を持って呼びかけたらいいと思います。いろんな人がいろんなことを出していくこのまつり、やっぱり好きです。
 明日、最終日。明日もがんばります。