ICTによるつながり
この齢になって英語の勉強するとは思いませんでした…
 Microsoftの世界大会、エントリーは英語なんですが、自分で言うのもなんですが中途半端はしない性格なんで、PowerPointスライドや動画の内容も英語に変えてます。夜はこればっかりです。辞書を引きながらするのも嫌なんで、Googleの翻訳を使ってます。他に翻訳サイトはありますが、わたし的にはGoogleがストレスなくていいです。
 とはいってもやっぱり機械翻訳、すべてお任せというわけにはいきませんね。「これで通るんかなあ」って細かくチェックしています。英語、書くのはダメでも単語レベルならチェックはできますね。日本語で表現したいことを英語でも…ということですが、けっこう神経使っています。たとえば、「主体的に」という日本語、英語ではなかなか難しいですよ。どうしても合わなければ「主体的に」という日本語を、意味を変えないで別表現にして調べる必要があるのですが、これがしんどいです。

愛知県の鈴木英之先生の取り組み
 Microsoftのコンテストの授賞式の報告で、「収穫はなんといっても出会い」とこのブログで書きました。同じく奨励賞を受賞された愛知県の鈴木英之先生からは帰阪後すぐにメールをいただき、いろいろやりとりしました。鈴木先生の取り組みはMicrosoftの受賞者発表のところに詳しくありますが、Excelを駆使して算数ドリルやフラッシュカードをつくる取り組みをされていて、ホームページもすごいです。鈴木先生が手がけておられる内容は、わたしは知識ゼロです。ICTはいろんな活用形態があるのですが、やはり自分が長年取り組んできたことが基になるんだなという思いを強くしました。

いただいた投稿を抜粋します
 この鈴木先生、お盆のころに一泊で大阪へ来られました。目的は、コンテストで優秀賞を受賞した大阪市立東都島小学校の地域活性化・キャリア教育の取り組みに強く関心を持たれ、実際に見てみたかったそうです。その連絡を受けて、わたしから「時間があればぜひ、デフサポートおおさかにもお立ち寄りください」とお願いし、来ていただきました。
 その時に、こちらのニュースへの投稿をお願いしたのですが、送っていただいた投稿の中でICTに関わる部分、あらためて考えさせられる内容だったので抜粋して紹介します。承諾はいただいています。以下、抜粋です。


 今回、このように親しく稲葉先生とお話しできるのも、メールでやりとりしてきたこと、稲葉先生がブログで情報を発信されていること、といったICTの力が大です。世の中の情報環境は確実に進歩しています。それによる負の部分も出てきていますが、使い方さえ間違えなければ、きっと障害者が自立するための一助となると思っています。
 ICTの利用を含め、人が人としてよりよく暮らせる世の中になることを願ってやみません。稲葉先生をはじめ、デフサポートおおさかの取り組みに期待しています。がんばってください。   愛知県・鈴木英之

これからもがんばる気持ちがわいてきた!
 鈴木先生のこの意見、わたし自身も感覚が鈍くなって忘れていたことです。そうですね。15年ほど前まではいろんな先生方の取り組みや実践を知る機会は限られていました。まして、「友だち」という感じでやりとりすることはありませんでしたね。
 ICTは「広める」「発信する」「つながる」ためにも活用できますね。障害者が自立するための一助と…という部分にも励まされました。がんばっていこうという気持ちを新たにすることができたご意見でした。鈴木先生の今後の活躍も期待しています。