タマネギの皮の絞り染め。黄色がきれい!
■ タマネギの皮の絞り染め
暑い暑いと思ってたら、急に長袖がほしくなりました。ほんと、忙しいことで…。昨日の日曜日はわたしが関わっているNPOの聴覚障害児の学びの場「ぼちぼちキッズ」の日でした。算数・国語の後のわくわくタイムは「タマネギの皮を使った絞り染め」。みんな家からタマネギの茶色い皮をいっぱい持ってきてくれました。ミョウバンの液にひたすと見事な黄色に。輪ゴムでしぼったところが白くなっていろんな模様に。自分だけのナフキンができあがりました。わくわくタイム、次はハロウィン。カボチャのお菓子作りです。
■ 小学校の算数、難しいですね
その前に算数。この日のテーマは公倍数。その前にちょっと考える練習を。またイジワル問題です。最初に「超難問」と出して「8÷2」。子どもたち、「アホか!」。次に、「…は、8×1/2と表わすことができます。その理由を述べなさい」。あたりまえのことほど説明するのは難しいもの。うまく説明できた子はいませんでした。
上にPowerPointをアップしましたが、まあ一つの考え方です。つくづく思うんですが、小学校の算数はある意味難しいですね。学習指導要領の「改正」で教育課程が大きく変わり、難しい内容がたくさん下の学年に降りてきています。わたしは非常に疑問を持っています。子どもを追いつめているんじゃないかと…。
■ まあ、昔は昔で…
上の算数ですが、難しいのは「何個分あるか」ということの理解です。「1の中に2は何個?」というと本当は0個です。ここでは2が1個あるとして、その基準でいくつ分あるかを考えるものですが、これ、ずっと昔、まだ20代の頃に先輩教師から聞いたものなんですが、わたしもその時は「はあ? まあそういう視点もありますよね」って感じでした。でも、ICTなんかなかった時代の先生たち、教育技術は高かったですね。特に、ろう学校はわたしが若いころは人事異動がほとんどなくて、ろう学校一筋20年、30年って先生がたくさんいました。そういうことに対して「学校が閉鎖的になる」と反発したりもしましたが、今ではなつかしい思い出になってしまいました。
休み時間にある子が、「先生の考え方だったら、7÷2=7/2って簡単に説明できるね。7だったら7×1/2というわけ」と言ってきました。「そう。その通り!」。こういう反応があるとうれしいものです。
さて、このブログ、アップし終わったら、教育Webサイトのイメージ作りの作業に入ります。
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