2013  ドイツDSC05279
ドイツのクリスマスの飾りです
iPad Air 食指が動きません
 街はもうクリスマスムード。この時期になると、Appleからよくメールがきますね。“クリスマスプレゼントにいかが?”って。iPad Air、売り込んでますが、食指が動きません。なぜって、今のiPadで十分なんです。同じiOS、同じアプリですから…。わたしのような人、けっこうおられるのではないでしょうか。それに比べると、Windows8.1マシンがほしいです。Windows7が使いやすいんですが、教育WebサイトはやはりWindosマシンで作っていくことになると思うので、8.1には慣れておきたいと…。7とほとんど同じなのはわかっていますが…。

「ドイツ」を学んだ
 昨日は、NPOデフサポートおおさかの聴覚障害児が学ぶ場「ぼちぼちキッズ」。たくさんの子どもたちが来てくれました。昨日は、勉強は算数だけ。その後の2時間は「ドイツについて学ぼう!」です。わたしがお世話になっている関西学院大学のオストハイダ・テーヤ先生に来ていただきました。ドイツのドルトムント出身。専門は言語政策論。少数者の言語について研究されていて、手話にも興味を持っておられます。
 まずは、PowerPointを使ったドイツクイズ。「ドルトムントのサッカーチームと阪神タイガースの共通点は?」「ドイツの自動車BMWのマークの由来は?」「サンタの日はいつ?」。一番目の問題の答えはユニフォームで、どちらも黄色と黒だそうです。
 次に、ドイツのクリスマスの飾り作り。長方形の紙を折って三角形を作り、それを8つくっつけていって星形にするというもので、折り紙ではなく透ける特別な紙(昔の薬包紙みたいな)を使っています。窓ガラスに貼っておくと太陽の光があたってきれいだそうです。
 違った文化を知るというのは楽しいものですね。「え~、同じものを8こも作らなあかんの~」とぼやいていた子どもたちもだんだん夢中になっていました。

教育Webサイト、いろんなことが学べるサイトに…
  ドイツのクリスマスの飾り作りですが、こういうことも立ち上げを予定している教育Webサイトで動画で紹介したいなと思いました。勉強だけでなく…。よく楽しいお弁当の作り方とかお菓子の作り方などが、Youtubeにアップされていますね。あんなノリで…。それと、PowerPointだけでなくそれを使って先生が教えている動画まで入れるのがわたしの構想です。これ、べつに珍しくはないですね。塾や教育産業で広がっているやり方です。でも、わたしの場合は、営利を目的としていません。理念を大事にして進めていきたいと思います。
 その理念ってなんだ?と聞かれそうですが、「いろんな子が、学ぶことが楽しい」と感じられるようになってほしいということです。基本的に聴覚障害児の学びのためのサイトですが、わたしは長年の障害者運動で他の障害者の人たちからいろんなことを学びました。そのうちの一つが、「障害者が暮らしやすい街は、健常者や高齢者にとっても当然暮らしやすい街であるはずだ」ということです。これは学びにもあてはまると思います。聴覚障害児が「わかったよ!」と言ってくれる学びは、他の子どもたち、例えば、聴こえるが学力的にしんどい子どもたちにとっても意味のある学びだと思います。また、聴覚以外の障害をもった子どもにとってもプラスになるものだろうと考えています。これが教育Webサイトを立ち上げようというわたしの心の支えになっています。
 残念ながら年内の立ち上げはちょっと厳しいですが、この冬の間にがんばります。