■ 今年の漢字、なんで「輪」?
今日は学校でひさしぶりの習字をしました。みんなで書いたのは「冬」。おまけとして、「ぼくの、わたしの2014年の漢字はこれ!」ということで好きな漢字一字を書かせました。「愛」「楽」「協」「希」「漢」「強」などいろんな漢字を書きました。うまい、へたは問題にしなくていいですね。どの子の字も“味”があります。わたしは…「遊」でいきたいです。
あ、そういえば、今年の漢字というのが発表されていましたね。「輪」に決まったとか…。悪い漢字ではないですが、なんでこの漢字なんでしょう? 「五輪」以外に理由が見つからないです。仲間の「輪」って好きですが、それにつながる出来事があったかなあ…って思いました。
■ PowerPointでコミュニケーションを創る
PowerPointのつかいかたをアップしましたが、わりとおもしろかったようです。第1回目の大阪府のマークのスライドで最後に「PowerPointを使っている意味がない例」をあげましたが、またそれについて小学校の先生から意見をいただきました。「教育現場では、先生が言われている、PowerPointを使っている意味がない例タイプのスライドが多いと思います。あれでも十分いいスライドではないでしょうか」というご意見です。たしかに、意味がないというのはちょっと言いすぎだったかもしれませんが、わたしはPowerPointはコミュニケーションしながら使うものだと思っています。
わたしが「見ればわかる例と出したもの、最初に大阪城だけ出てますね。ここからコミュニケーション。「大阪城、行ったことあるかい?」「好きかい?」「誰が作った?」…このようなコミュニケーションから始めます。子どもたちと楽しくコミュニケーションしながら次々に開いていきます。これが大事です。いっぺんにバン!と出したらそういうコミュニケーションを創っていくことはできません。この、コミュニケーションを大切にしながら授業を展開していくということ、ずっと昔のアナログ時代から大切にされてきたことだと思うんですが、デジタルになって逆に軽くなった感じがします。
■ PowerPointでできないこともある?
今回、アップしたのはPowerPointでできないと思われていることをなんとかできるようにがんばってみる例です。PowerPointに慣れた方なら、「ああ、これができたらいいのに…」と思われたこと、ありませんか? わたしだったら、写真を輪郭に沿って切り抜くこと。Photshopでは簡単にできることですが、ああ、これがPowerPointできれば…。まだこれは無理のようです。できそうでできないのが、「ある点を固定して動かす」というもの。アップした展開図の問題、90°ずつ回転させていくというものですが、わたしが知る限りではアニメーション効果ではこの動きができないんです。大きくなったり、ブーメランみたいに飛んできたり、バウンドしたりって楽しい動きは簡単に設定できますね。でも、90°バタン、って動きはできませんでした。
このへん限界かな…と思ったんですが、ひらめいたのが、アニメのように動きを重ねていく方法でした。アップしてみましたが、まあまあ、90°回転したように見えませんか? めんどくさい作業でしたが、今のPowerPointの機能ではまだまだ「めんどくさい努力」が要りますね。めんどくさくても、「おっ、これいいやん!」って必ずあります。これ、聴覚障害児の学ぶ場「ぼちぼちキッズ」で実際に勉強の場で使って、ほとんど一発で子どもが理解してくれた時はすっごい快感でした。
あ、もし、もっとかんたんにできる方法、ご存知の方がおられましたらぜひご教示ください。
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