1月が終わります
 土曜日から2月。なぜか、毎年1月は長く感じます。3学期はしめくくりの学期として忙しいんですが、プライベートな仕事としては教育Webサイトのパーツ作りばかりでした。サイトを制作してくださる方とのやりとりが毎日のように続きました。「ここが動作しません」「ここの画像が処理されていません」「訪問者カウンターの設置のためには…」「リンクした場合、このように反映されてしまいます」…ちょっとへばってしまいそうになりました。
  でも、いい経験にはなりました。実はわたし、ホームページビルダーくらいはできます。でも、このソフト、しょぼいものしか作れないので投げ出して、このブログをやっている次第です。なるほど、サイト作りのノウハウというかツボというようなものが今回の作業でよくわかりました。もう少しです。

防災教育、さて中身は…
  阪神淡路大震災関係の記事、アップしましたが、わたし、この時期は参観日に子どもたちや保護者の方と今回アップしたPowerPointを共に見るというのが約10年前から続いています。このごく一部を紹介します。
 震災で困るのはどんな人たちなのかを共に考えあうものです。過去に、同僚の教師から「あなたのは左寄りすぎる」と言われたことがありますが、左、右なんてどっちでもいいと思います。災害時に一番しんどい立場に追いやられるのは誰なのか、子どもたちに伝えたいという思いで見せています。
 今、防災教育に力を入れる学校が増えてきていますが、安全に避難する・命を守る・災害に備える…もちろん、これらは大事なことがらだと思いますが、わたしは何か足りない、不十分だとずっと考え続けてきました。災害を受けた時に、どのような状態になり、どのような取り組みが必要になるのかということを考えることも、十分に防災教育の中身だと思うんです。

人間が共同することの大切さ
 ここにアップしたスライドの写真はわたしが撮影したものです。昨日のように思い出されます。一番最初の集会でアピールしている右側の鼻ヒゲの男が若き日のわたしです。昨日のように思い出されるんですが、「こんな時もあったんだなあ…」と思ってしまいます。悲しいかな、風化でしょうか。
 でも、大事なことは風化させたくないんです。今、担任している子どもたちは阪神淡路大震災を知りません。でも、知らないからこそ、人間が共同することの大切さ、素晴らしさを伝えていきたいと思います。子どもたちがお互いに認め合い、社会に出ていろんな人たちとつながり、共同する一つのきっかけとなるために…。