小数指導
実はこんな作りです。ハイパーリンクでつなげています

ブログランキング 小学校カテゴリ 10位ですが…
 ブログ、今日で11日連続のアップです。いつまで続くでしょう。ライブドアのブログランキング、小学校カテゴリに入っていますが、537ブログの中で10位に入っています。でも、これはあまり気にしていません。小学校カテゴリの中でもいろいろあって、受験とか夏休み自由研究とかいろいろあります。特に今は夏休みなので自由研究モノにアクセスする人が多いようですね。こういうランキングは気にしないようにしています。質のいいものをアップすることだけ考えていますが、これがまたしんどいですね。

かんたんなようですが、かなりエネルギー使いました
 今回は久しぶりに、PowerPointのWebAppです。最近、YouTubeがクセになった感じで…。でも、やはり、クリックして出来をためしてもらいたいときはWebAppがいいですね。今回作ってみたのは、ちょっとした小数と整数の練習用です。「3の何倍は…」を練習するためのものですが、簡単なように見えますが、かなり苦労しました。これ、アニメーションではかけられないんです(…と思います)。暑さで頭が鈍っているのかもしれませんが、アニメーションではえんえんと練習し続けるものは無理だと思います。
 実はこれ、ハイパーリンクでつなげています。答えの数字だけ動いているようになっていますが、実は指定したスライドに飛んでいます。レイアウトが同じなので一つのスライド内で動いているように錯覚しませんか? このハイパーリンク、同じスライド内だけでなく、Webページや他のファイルにリンクできて便利なんですが、一つのスライド内ではかけられないんですよね。つまり、例えば、一つのスライド内で10倍を押したら30になって100分の1を押したら0.03になる、これができないんです。1時間考え続けて気がつきました。…だったら、そのようにごまかしてやろうと…。急いで作ったにしてはまあまあ…でしょうか。スライド間を行き来しているのには気づかれないと思います。どうでしょう?

算数は本当の意味を理解してこそ楽しい
 なぜ、このスライドを作ったのかというと、小数のわり算の意味を理解するためです。教科書、これの学習単元、どちらも扱っているのですが、単元同士が離されています。ヘタすると、バラバラの理解で終わります。小学校の算数は前の単元でやったところが新しい単元と必ずつながっているんですが、どこの教科書もそのつながりをうまくつなげていないと思います。
 現場でもつい機械的な教え方になりがちです。たとえば、小数÷整数のわり算で、「わられる数の小数点をそのまま上にあげましょう」っていうと、子どもたち、そのようにするんですが、なぜそうするのかきちんと理解できている子は少ないんじゃないかな、と思います。コトバで説明すると「小数点をなくして10倍して計算したらいいよ。でも、そのかわりに計算が終わったら答えを10分の1にもどすんだよ」ということですが、これが頭の中にしっかり入っていればいいんです。わたしはやっぱり「わけ、わからんけど…」と機械的に計算させるのは嫌です。わたしがこだわりすぎているんでしょうか。

PowerPointにこういう使い方がある、と何かに書いてあるわけではありません。「ひょっとしてこうやればOKなんじゃ…」と想像して、めんどくさくてもやってみて動いた時はうれしいです。ほんとに、名ソフトだと思います。