朱に交われば赤くならないようにしてます
 昨日の午前中は家の近くの大学病院付属のクリニックへ人間ドックに。人間ドックっていったら、若々しい人は来ませんね。オジサン、オバサンばかり。わたし、この雰囲気に染まらないように、服はしっかりと、ブーデンの“喝っ!”ピンクTシャツとカムフラージュ柄の半パンで行きました。カッターシャツで来ている人は、「このヒトはいったい??」って目で見ますね。わたしは若い時から「学校のセンセイ」に見られるのはとても抵抗があるんです。「朱にまじわれば赤くなる」をとても嫌う性格なんだと思います。
 あ、人間ドック、一番嫌なのは…最後のあのバリウム検査。あれがくそまずいというのもあるんですが、わたしは耳が聴こえないのでいちいち検査技師さんが出てきて「右へ。くるっと回って…」。たぶん、聴こえる人の倍の時間がかかっていると思います。
 終わってほっとして、今朝、早朝からFacebook見てたら、突然、インターネット切断。NTTの光とバッファローの無線LANを使ってますが、配線ごちゃごちゃでめんどくさくて…。あとで聞けば、わたしのマンション全体の不具合だったんだとか…。しかたないから、といってはなんですが、SoftbankモバイルWiFiに切り替えました。通信速度制限さえなければいいんですけどね。WIMAXに乗り換えようか思案中です。

10年前の第一号PowerPoint作品がありました
 お盆休みということで、まとまった時間があるので何かの勉強をされる方がおられるかもしれません。PowerPointをやってみようという方にはいい記事かも…です。
 外付けHDDのデータをチェックしてて、わたしのPowerPoint、第一号スライド、見つけました。2004年のものです。PowerPoint2003です。10年前! このブログで、わたしのPowerPoint歴は約10年と書いていますが、しっかりそのデータ、残っていました。
 10年前の秋に、大阪で聴覚障害教育の全国大会があって、わたしが発表したものです。思い出しました。この年の春先に先輩教師に「パワーポイントで発表したら?」と言われたんですが、「は? パワー? 力のポイント?」という感じで…。でも、どんなもんかなと思って、この年のお盆に「500円でわかる PowerPoint」という本を買ってみて始めました。わたしのPowerPoint、500円本からです。500円本っていってもバカにできませんね。よくわかりました。その時に、わたしが感じたのは「へえ、WordやExcelよりもわかりやすいやん」ということでした。

PowerPointは自分を高めてくれるツールでした
 今回のYouTubeは、「悪いスライドの見本ですよ」です。ひどいでしょう。どこがひどいか列挙すると…
① スライドごとにスライドの色が変わる
② 意味のないスライドの画面切り替え
③ 文字が下の方から上がってくる。それも、改行ごとに…。
④ 読みにくくて小さな文字
⑤ ただの文章だけのスライドも
⑥ 動画どころか写真も入っていない
⑦ ただ文章を読みあげるだけのスライド

 …ひどいですね。笑ってしまいますが、当時は教育現場ではまだデジタルの使用は異端扱いされていたんです。まだOHP(オーバーヘッドプロジェクター)が元気でした。OHP、知っていますか? 透明のシートに書いたものを光に当てて投影するものです。あれを持ち運んでましたね。

 これからPowerPointをはじめる皆さん、こんなスライドにしないことを心がけてがんばってください。…でも、たしかにひどいスライドですが、これをきっかけとしてPowerPointが好きになったことも事実です。人間、誰でも「これをもっとやりたい」という気持ちを持ってやれば、大なり小なりいい結果が出てくるはずです。それが、わたしの場合はPowerPointだったわけで…。「ただのデジタルツールじゃないか」と言われる人もおられると思いますが、わたしは力をいれて自分を高めようとするものに、PowerPointも、有機農業も、ボランティア活動も、将棋も、スポーツも関係ないと思います。大事なのは、PowerPointを使って、自分がどういう取り組みをやりたいかということだと思います。
 それがわたしの場合は「人と人との関わりをつくっていく、聴覚障害児が自信をもって生きていくためのPowerPointの活用」でした。それが、今、マイクロソフトにも認められた…やっぱりはじめることは大事だとつくづく思います。…今回は説教くさい文になりました。
 スライドはひどいですが、内容はそんなにひどくないとは思っています。わたしの若いころの実践をまとめたものなので…。