中学生の学び  スタート

疲れたけれど楽しい一日でした
 今日は聴覚障害児の学ぶ場「ぼちぼちキッズ」恒例の夏まつり。子どもたち約10名、スタッフ7名、高齢のろう者の方々3名、その他合わせて20名超の夏まつり。狭いデフサポートおおさかの部屋、満員御礼です。
 ミニ屋台は、チヂミ、かき氷、ミルクせんべい、スイカ…。子どもたち、よく食べます。暑い中、せっせとチヂミ焼き、お疲れ様でした。
  うれしかったのは、秋から中学生のデジタルの学びが始まるということで、卒業生が来てくれたこと。大きくなっていました。高齢のろう者の方はみんな子どもたちの先輩にあたる方ばかり。子どもとおじいさんという感じではありませんでした。う~ん、なんていいますか、友だちみたいな感じです。

中学生のデジタルの学び、スタッフ希望者が…
 秋からの中学生のデジタルの学びですが、スタッフも募集中なんですが、この夏まつりにスタッフになってみたいと考えておられる方が来てくださいました。夏まつりの後、いろいろ相談しました。まだ30前の若い人です。聴覚障害者。得意なのはExcelだそうです。VBAもわかるとか…。自慢じゃないですが、わたし、Excelはぜんぜん…です。というか、好きじゃないです。
 「パソコンができる」という表現は非常にあいまいで、わたしの経験からはオールマイティな人はほとんどいません。「パソコンでこれができる」「このツールが得意」というのが正しい表現ですね。スタッフ、今のところわたしを入れて5名くらい集まっていますが、おもしろいもので、「彼はあれができて、あれがダメ」というと、わたしは全く逆だったりします。この辺もデジタルのおもしろいところです。
 わたしももちろん関わりますが、若い人たちにいっぱい動いてほしいと思います。今日、来て下さった人は、「こういうことに関われて光栄です」と言われていました。こんなこと言ってもらうとものすごくうれしいですね。

わくわくしてきました
 中学生のデジタルの学び、9月28日(日)にスタートとなりそうです。定員に達したので、募集した時のチラシを作り変えました。これから打ち合わせをしていくことになります。デバイスの選定にまだ迷っているんですが、9月初めには導入します。
 今日の話し合いで、「生徒たちがデジタルで作ったものを発表できる場があればいいな」という意見があったんですが、これ、いいですね。やっぱり、多くの人に見てもらう、評価してもらってナンボですね。秋が楽しみになってきました。

 心地よい疲れが残った夏まつりでした。