命こそ宝
  台風、ほんとによく発生しますね。温帯低気圧に変わったと思ったら、すぐに次の台風が…。地球温暖化と関係があるといわれています。わたしは文系的な人間なのでそのへんのくわしいことはあまりわからないんですが、昔とくらべて台風が多くなったということは実感しています。広島、神戸、木曽の御嶽。人間の命が突然にして奪われてしまっています。同情にすぎないと言われるかもしれませんが、こういう境遇にあった人、そしてそれに関わる人の気持ちを考えてしまいます。
  「命こそ宝」。わたしが学校でいつも子どもたちに伝えている言葉。同じ立場になることは決してできませんが、その人の気持ちを想像できる人間に育ってほしいと切に願っています。

ぼちぼちデジタルの発信が多いですが…
 聴覚障害をもつ中学生のデジタルの学びが始まったということで、このブログ、ここ最近、それに関連する記事が続いています。少々(大いに?)たいくつしている方もおられるかもしれません。でも、開催するごとに新しい発見や気づきがたくさんあります。ブログで伝えたいと思うことが次々と出てきます。…ということでお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
 デジタルの学び、2回目はマイクロソフトのOneDriveの活用でした。マイクロソフトって、大衆的な宣伝はうまくないと思うので、大人の人にも「マイクロソフトのアカウント、お持ちですか?」って聞いても、「何? それ?」という反応をされる方も多いです。でも、中学生には伝えました。マイクロソフトのアカウントの意味とOneDriveの活用のしかたを…。これから慣れてくると思います。

OneDriveに入れたものをみんなで…
 今回のYouTubeは、ぼちぼちデジタルでのOneDriveの利用のようすです。生徒たち、なまじローカル的なことを知っていないだけにけっこう早くクラウドの感覚が頭に入ってくるようです。ローカル的なことというのはネットから切り離された環境という意味で使っています。USBメモリの利用がその最たるものでしょう。
 今回は、Wordで自己紹介を作って、それをOneDriveにアップロードしてみんなの自己紹介をひとつの画面に投影しました。わたしがいいなと思ったのは、それぞれに個性があるということ。ある生徒は、自分が聴覚障害者であること、その思いを切々と綴っていました。それをある生徒はじっと見ていました。他者のことを知り、自分を見つめる…こういう学びができる場っていいですね。これからも大事にしたいと思ったシーンでした。