昨年の今頃、英語で不安に…
  昨年の11月7日は米国マイクロソフトから世界大会出場決定の通知メールが届いた日でした。今年もFacebookで「やった!」「おめでとう」っていっぱい出ています。わたしは今回はエントリーはしませんでした。大きなワークの方がわたしにとっては大切と判断したからです。
 世界大会、うれしくもありましたが、不安にもなったのを覚えています。理由はやっぱりわたしの英語力。今もぜんぜん向上していません。でも、Facebookで海外の先生方に発信することが増えたので意識はしています。…でも、なんていいますか、英語をやればやるほど日本語のすばらしさ・すごさをあらためて感じます。表現がすっごくゆたかだなあと…。

脱穀、楽しくもあり、しんどくもあり…
 わたしの学校は今度の土曜日が文化祭。こどもたち、劇の練習に励んでいます。「仲間作り」を考える劇。劇に終わらずしっかり意識化してくれたら…と思っています。
 昨日は劇練習の合間に脱穀をしました。ペットボトルの底に穴をあけただけのものです。これに稲をさしこんでひっぱるだけ。昔は竹を使ってやりました。これが簡単ではなくて面倒な仕事なんです。千歯こきってご存知ですか? 櫛みたいな歯が並んでいて、そこに稲をひっかけてひっぱって脱穀する道具。自作しようと思えばできるんですが、ちょっと時間がありません。
 でも、子どもたち、楽しそうにやっていました。このお米、次はもみすりです。そして調理実習でおにぎり作りといきます。
 それにしても、わたしの感覚が鈍いのでしょうか、畳1枚よりもう少し広い田んぼで収穫したお米、何合になるのかピンときませんでした。
 う~ん、1合でだいたい150gらしいです。10Kgだと10000÷150で66。66合。1合でまあお茶碗2杯くらいなので、10Kgでお茶碗、約130杯。一人で一日3杯食べたら40日ちょっとで10Kgを食べる。…計算、合ってますか? この辺まではわかるんですが、田んぼどのくらいの広さで10Kgの米がとれるのかな。ここがイメージできないです。わからないの、また今度…ってできない性格なんで、ちょっと検索してみたら、10Kgのお米、5坪くらい必要だそうです。1坪で畳2枚くらいなので、畳10枚分で10Kgですか。すると学校の田んぼだと1Kg弱ということになりますね。これ、農家の方々の仕事の大変さがよくわかる数値です。

お米学習、OneNoteに…
 お米の勉強、春の田おこし、しろかき、田植え、稲刈り…としっかり動画で記録してあります。いつもはこういうのはDVDにまとめているんですが、今回はOneNoteにまとめてみようと思っています。もみすりをして、おにぎりまで行った時点でまとめるつもりです。それに、上に述べたようなデータをPowerPointでビジュアル化して入れてみようかなと…。
 マイクロソフトで世界大会に行かれる海外先生でわたしの友だちというと、なんとなく教科専門、つまり中学・高校の先生が多い感じなんですが、それもいいですが、いろんなジャンルに取り組めるのが小学校教師の楽しさですね。
 
 あ、脱穀した後の穂は捨てないで。使えますよ。かわいいミニほうきが作れます。