今週も忙しかったですが…
  今週もかなりの忙しさでした。火曜日は学校で社会見学に行くところの下見、水曜日の夜は電鉄会社の中の手話サークル。金曜日の夜が手話講座。水曜日にお伺いしたサークルが楽しいところでした。学習もコミュニケーションを主に進めているそうで、言語の学び方としてはとてもいいなあと思いました。それと、電鉄会社の中で開かれているというのがとてもいいです。
  わたしも、阪神淡路大震災の後、10年間ほどでしたか、NHK大阪放送局で手話を教えていたことがあります。このように、何らかの「場」で手話の学びが開かれるというのが理想ですね。こういうのが広がっていけば、手話の普及にも大きく寄与すると思うのですが…。…しかし、そのためには、その「場」で聴覚障害者が働いている必要があると思います。これが一番理想ですね。役所やろう学校では一定実現できていますが、民間ではまだまだ少ないようです。

下水道の取り組みをもう一度アピールしました
 電鉄会社の中で開かれている手話サークルに行った、と書きましたが、その目的は、わたしたちがこれから進めていこうとしている聴覚障害者の交通バリアフリーの取り組みのアピール。1時間も時間をくださったので、「下水道の手話」の取り組みからていねいに話しました。
 なぜ、「下水道の手話」の取り組みから話したのかというと、この取り組みは、やはりわたしにとっては、いろいろな方とコラボし、聴覚障害の子どもたちの共感を大事にし、子どもたちがこれからの人生においていろいろな人たちとの共生を展望していくものでした。今度の交通バリアフリーの取り組みにおいても、このことを自分なりに再確認しておきたいと思ったからです。…ということで、下水道の取り組みと交通バリアフリーをからめてアピールしました。

交通バリアフリーのWebサイトイメージです
 交通バリアフリーを考えるWebサイト、クラウドファンディングのREADYFORでもプロジェクトを発表していますが、そのプロジェクトの可否に関係なく進めます。
 わたしの頭の中にあるのは、子どもの立場にたったものです。また、バリアフリーだけでなく楽しい情報もいっぱい入れていきたいなと思っています。
 …で、頭の中でぼんやり描いていたものをPowerPointを使って作ってみました。「こんなWebサイトにしたいな」という意味でのまとめです。
 この通り作るわけではありませんが、とにかく楽しいものを考えています。わたし自身、電車好きなのでわくわくした気持ちで作ってみました。あ、一番上の動画は、一昨年に子どもたちと一緒に作った「大阪環状線、大阪の街を快走!」です。これ、大好きです。