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すごい発表会になりました
  デジタルワーク発表会、あいにくの寒くて暗い日でしたが感激の集いになりました。終了後のスタッフ反省会でも「こんなすてきなものになるとは思わなかった」と…。わたしも思いませんでした。正直言って、スタッフがいいところを見せないと…という気持ちがあったのですが、そんな必要はなかったです。生徒たち、個性豊かにやってくれました。昨年9月にこのぼちぼちデジタルを始めた時とはぜんぜん違う成長ぶり。すばらしい生徒たちです。

みんなが涙した
 生徒の発表は5名でしたが、その内訳は中1が4名、中3が1名です。発表内容は、中1の生徒たちは、「信号機について」「霊感について」「ハリーポッター」「地球温暖化」。中3の生徒、先週に卒業したばかりなんですが、この生徒のテーマが「人間関係について ~悩める人たちへ~」。ここではこの生徒の発表を紹介します。
 中学生活の間に人間関係・友達関係でいろいろと悩んだようです。わたし自身も考えさせられる内容でした。お母さんも来ておられたのですが、感想をお願いしたところ、泣かれました。わたしも涙をこらえました。来てくださった人たちも多くの人が泣いていました。
 この発表会で、まずわたしから「ここはパソコン教室ではなく、デジタルテクノロジーで自分を高める場です」と言いました。ほんとうですね。この生徒も、スタッフとも話し合ったりして自分を高めていったと思います。お母さんがFacebookでコメントされているのでそのまま紹介します。

感動したよ〜拓武の発表。ママの感想をということでみんなの前で立ったけど、泣いてしまいました。なんて言ったらいいか!分からなくて。。゜゜(´□`。)°゜。
でも、うちの知らないところで、色んなある意味で拓武が思ってること、考えてること、まとめて発表できてるから、すごくびっくりしました。
 小さい頃から人見知りで友達を傷つけてばかりで先生たちにも怒られてばかりで、大変だったし、ママを困らせていたのに、知らないうちに中学部に入ってから少しずつ変わって来て、友達から悩みなどで相談してくるようになって、人の心を見抜ける力を持てるようになったね。小学部のこどもたちからも先輩たちからも同級生からも好かれる優しい拓武に成長してるので、とても嬉しいです。高校生になってもその発表に生かして頑張ってね。
 応援してるからね。素晴らしい発表でした。パチパチ✨

このご意見を胸に…
 外国のマイクロソフトのエキスパートの友人たちも励ましのメッセージを送ってくれました。これは次回に発表します。ここでは京都から来てくださった中野豊司先生からのメールを紹介します。2013年に日本マイクロソフトの教職員ICT活用実践コンテストの授賞式の時に出会った先生なのですが、過去にマイクロソフトの世界大会にも出場されています。これも原文のまま紹介します。

発表会を見させていただいて、日頃の学習の様子を感じ取ることができました。コンピュータを勉強するのでもなく、教科の学習をするのでもない、自ら課題を見つけ、自ら考える学習活動がおこなわれていることが、よく理解できました。
子どもたちの発表の中で見られる”笑顔”は、日頃の学習での楽しそうな様子を物語っているようでした。この塾には、”総合的な学習の時間”の時間がゆったりと流れているのではないでしょうか。
コンピュータを核とした、生徒主体の学びは、コミュニケーション力や人とのつながりを深めるのに大きな可能性を持っていると思います。
この学びの場が、昔大阪にあった適塾のように、素晴らしい人材の育成する塾となることを願っています。